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2008年05月05日

石油ピーク

石油ピーク」という言葉があります。これは石油の生産が需要に追いつかなくなることを意味します。かつて油田が初めて発見された頃は、その需要よりは圧倒的な生産量の方が勝っていたと思われますが、石油という便利なエネルギー源の出現により、その需要は指数関数的に増大してきました。今度は急激に増大する需要を満たせるように、より高い効率で石油を生産する技術が開発され、生産量も年々増加しました。しかし、多くの人々が忘れていたことがあります。それは石油などの資源は有限であるという厳然たる事実です。年々新たに発見される油田は少なくなり、石油の埋蔵量の増加も先細りの状態です。しかし、石油の消費量は着実に増加しています。一説には2005年が世界の石油ピークであったと言われています。

下記の紹介する書籍は、石油ピークを迎えた世界の直面している問題、日本人が今後取り組むべき課題について論理的に、わかりやすく解説しています。本書によれば、石油の究極的な可採埋蔵量は2兆バーレルで、人類はこれまでにこのほぼ半分を使ったので、残りの石油は1兆バーレルとなる。しかし、人間は条件の良い儲かるものから使うので、残り1兆バーレルの石油は、条件の悪い深海底、局地、僻地などの小規模な油田が多く、これまでのような低コストで簡単に石油が採れるかどうか疑問だそうです。

現代の農業は石油によって支えられています。したがって、石油ピークは食糧ピークをも意味します。それだけではありません。石炭ピークも、原子力発電するためのウランピークもそれほど先のことではないのです。これから国際的な資源・食糧の争奪は激しさを増すでしょう。戦争勃発の可能性も高まると思います。現代の経済成長至上主義・資源浪費社会は、もうそれほど長く続けることはできないのです。

日本の将来・人類の進むべき道にご興味のある方にお薦めしたい一冊です。

石油ピークが来た―崩壊を回避する「日本のプランB」 (B&Tブックス)
石油ピークが来た―崩壊を回避する「日本のプランB」 (B&Tブックス)石井 吉徳

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posted by ウホホイ at 19:46| Comment(0) | TrackBack(0) | エコロジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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