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2009年08月23日

技術の進歩

技術立国という言葉がよく使われますが、決して誇張ではなく、日本は世界的に見ても高い技術力を有し、高性能・高品質の工業製品を生産しています。液晶ディスプレイなどもその一例です。液晶そのものを発見したのは日本人ではないですが、今日のような高画質の液晶テレビを開発し、工業化したのは日本です。

そのような高い技術を有しているのですが、必ずしも日本の産業力の強化、雇用創出、富の蓄積につながっているわけではありません。例えば液晶テレビでは、激烈な国際競争、特に韓国・台湾との競争により、ソニーでさえ巨額の赤字に苦しみ、多くの企業は撤退しました。シャープは製造拠点を海外に移そうとしています。

このような状況を見ると、科学技術の発展と人間の幸せということについて考え込まずにはいられません。かつて松下幸之助氏が唱えた「水道哲学」に言い表されているように、良い製品を必死にコストダウンし、価格を下げ、広く社会へ普及させるということは、世界にはまだまだ貧困にあえぐ国々があることを思えば間違いなく今後も必要なことです。

しかし、その競争により、より人件費が安い国々に生産拠点が移っていき、日本の雇用が減っていきます。また技術が進歩し、生活に役立つことは間違いなく良いことですが、一人の人間の人生を考えると複雑な一面もあります。

新しい技術の出現により、今まで使われていた技術が一掃されてしまうことが多々あります。一人の人間が若い頃から修練を積み、ある技術を習得したとします。しかし、その技術関連するものが消えてしまった場合、それまでに習得した技術が全く役に立たなくなってしまうことがあります。その人間の年齢によっては、新たな技術の習得が困難になることがあります。

そう考えると、技術の進歩というものは時には冷酷に思えることがあります。若い頃から長年努力を重ね、年をとるほど技術が円熟し、周囲の人からも尊敬されるような職業に就いた人は幸せかもしれません。

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posted by ウホホイ at 19:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
“技術”と“技能”は異なるものでは
ないでしょうか.

“一人の人間が若い頃から修練を積み、ある技術を習得したとします”

修練を積んで得られるのは,技能,では
ないでしょうか.
Posted by 通りすがり at 2009年08月25日 15:19
ご指摘ありがとうございます。

少々荒い文章で申し訳ないです。また比較的抽象的な文章となっているので、具体的に何をイメージするかで解釈に幅で出てしまっております。

確かにここで述べていることについて、具体的に何かを想定した場合に、「技能」とした方が適切な場合が多々あります。したがいまして、「技能」と置き換えてお読みいただいて構いません。

申し上げたかったことは、アナログ技術を使ったオーディオがデジタル技術を使ったオーディオに置き換わってしまったり、ガソリンエンジンを動力とする自動車が電気自動車に置き換わったりした場合に、アナログオーディオやガソリンエンジンの自動車の研究開発に従事していた技術者の経験・ノウハウが役に立ちにくくなるケースが予想されます。

そのようなケースの技術者の状況を書きたいと思いました。


Posted by ウホホイ at 2009年08月25日 23:32
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