人気の記事: 1.ワイシャツの襟の汚れの落とし方、2.プチプチで暖房費節約、3.片づけを成功させる方法



2009年06月27日

スランプです

私、以前にも書きましたが、工学博士で、日々、研究を続けています。最近、正直言って、スランプで精神的にかなりきついです。

あまり研究の中身を説明すると、素性がばれてしまいそうなので、ここでは書きませんが、いわゆる基礎研究的な立場で研究しており、いくつかは実用化に近いところまで研究を進めております。そういう意味で、例えばブラックホールの研究のような純粋な理学的研究ではなく、より工学的な実用化に近い分野です。

私のような立場で研究している人は、企業の開発部門のテーマほど製品に直結していませんが、「ある程度基礎的でありながらも、うまく成果が出ればこのような用途で実用化できるであろう」という考えでテーマを選び、研究を進めることが多いようです。その場合、良い成果が出ると、怒涛のように企業から問い合わせがあり、さらにモノになりそうということになれば、企業も本格的に研究を開始し、人もお金もどんどん投入します。そして、順調に進むと製品となります。

年々、このサイクルがとてつもなく早くなっています。それは社会にとっては良いことと思います。しかし、私たちのような立場で研究しいる者にとっては、研究が認められて実用化すること自体はうれしいことなのですが、企業が本格参入して来ると、ある意味我々のような立場の役割は終了してしまいます。

そうすると、また新たな研究を開始し、取り組んでいかなければなりません。「そりゃそうだろう」と思われるかもしれませんが、通常は、一人の研究者が長年かけて自分の専門を深め、その集大成として何か大きな成果が一つ上げられれば大成功なのです。ノーベル賞を受賞したような偉大な人でも、ほとんどは受賞理由となる研究成果は一つです。一人の人間が、何かの分野で成果を上げ、次に全然違う分野でまた成果を上げるということは非常にまれなのです。

そういう意味で、これまで私が取り組んできた分野は、いろいろな用途で利用され、技術としても成熟しつつあります。そのような状況で、さらに新しい提案・考案をするのは年々困難になり、これから新たに10年取り組んでいけるような研究テーマを模索中です。

新しいものを生み出さなければならないのに、アイデアが浮かばない状況の苦しさは、クリエイティブな仕事をされている方にはわかっていただけるのではないかと思います。

*よろしければポチッとお願いします。
banner_01.gif


posted by ウホホイ at 13:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。