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2008年11月25日

もっと風力発電を増やせ!

国内では2008年3月までに大型の原子力発電所1.5個分に相当する約167万kW分の風力発電が稼働しているそうです。しかし、政府の計画に比べると風力発電の発電量は増えていません。

おそらくその最大の原因の一つは、風力発電により作った電力の各電力会社による引き受け量に上限があることです。

電力会社によれば、風力発電による電力は出力が安定せず、計画的に発電できないため、風力発電による電力が増えると電力供給が安定しないことが上限を設ける理由だそうです。

以前から、「クリーンエネルギーによる発電量はそれほど大きくできないから、原子力発電に頼らざるを得ない」という主張をよく聞きます。しかし、すでに原子力発電所1.5個分に相当する風力発電能力があること、前述のような理由で発電量の増加を抑えていることから考えると、風力発電の絶対量を増やすこと自体は可能であるということが逆に類推されます。

つまり問題は「不安定さ」をどのように克服するかということです。

6年ほど前に、ドイツの風力発電所を見学したことがあります。その発電所の人は、@地域的に分散させて、できる限り広い場所に風力発電所を設けること、A風力発電による余剰電力を使って水を電気分解すること、などを当時、対策として検討していました。@については、例えば国土の中で広く分散させれば、すべての場所で風が止んでしまう確率が低くなることがその理由です。Aについては、得られた水素を貯蔵し、風が弱い時に燃料電池として発電させれば、出力を平準化でき、かつクリーンであることがその理由です。

ドイツでは国内の発電量に占める風力発電の比率は日本よりも高いです。つまりドイツでできるのであれば、日本でももっとその比率を高くできると考えて良いでしょう。原子力発電所の安全性向上、放射性廃棄物の処理の研究開発、燃料であるウランの安定供給問題解決に比べれば、風力発電の出力平準化の研究の方がハードルが低いように思えます。燃料は風ですので、エネルギー保障上も問題ありません。

東北、九州など六電力会社は今年、風力発電所の送電受け入れ量を合計で前年より五割弱多い100万kW以上増やしたと報道されています。もっともっと積極的に進めて欲しいものです。

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posted by ウホホイ at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | エコロジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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