そんなことを考えながら前回のブログを書いたので、逆に内容がなんだかほとんどわからないと感じた方もいらっしゃるのではないかと思います。この出版社がこの本を紹介しているホームページを確認したら、かなり詳しく書いてありましたので、その一部であれば書いて良いと思いますので、一言だけ触れます。
この本で、著者は、「会社経営とは『5人に対する使命と責任』を果たすための活動」であるとして、その筆頭に「社員とその家族」を挙げています。昨今、「会社は誰のものか」という議論では「株主のもの」という考え方が主流です。この点が、非常に新鮮なのです。さらに具体的な事例を挙げて、それを説明しています。
ご興味ある方はには、是非お薦めしたい本です。
ところで、会社経営をしていると、おそらくほとんどの場合、経営者は如何に従業員を仕事に向かわせるかということに苦心することとなります。つまり、ある程度の規模の会社になると、誠実に仕事に取り組まず、平たく言えば「仕事をさぼる」社員が存在するのが普通です。そういう点では、従業員同士の方が誰が努力していて、誰がさぼっているかよく知っているものです。
社員を大切にするということと、仕事をさぼる社員を容認するということは難しく、その判断基準をどのようにするかということも古くて新しい問題です。社内というのは狭い村社会で、社内の常識が一般社会の常識とは異なる場合が多いのも事実です。基準を誤ればハラスメントとなり、何もしなければ組織が崩壊します。これは永遠の課題でしょうか・・・。
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